2024/2/22 杉並区 浜田山小学校

文:三原 慎一 / 写真:奥 俊輔

ここはsoda委員会、新藤委員長のおひざ元の小学校。 コロナの時期を経て、校長先生が変わり、先生方の入れ替えもあり、一旦止まっての「継続」は大変・・・。との思いが入り混じった久しぶりの新藤委員長地元の出前授業。(新藤委員長)

今回も「はじめまして」から始まりました。6年生1組~4組 133名 24グループ

中毒性の高いとても魅力的な「soda活動」の参加2回目。 私は光の専門家。実は、初めて参加した宝木塚小学校の「光のレクチャー」をやってみたいな・・・。 と沸々と気持ちが沸きあがってきた実感があったのです。JCDメンバーでもない自分の立場をわきまえず、反省会で思わず「光のレクチャーやってみたいなぁ」と口に出し、新藤委員長に直談判し、許可を頂いた2回目の参加。しっかりと光のレクチャーの担当を務めました。予想以上に自分が楽しんでしまったようで、生徒に伝えたいことがキチンと伝えることが出来たかどうか、その場の間に合わせになっていなかったのかと反省点は残るものの学校の先生になれた気分を味わえたことに感謝。 この時にはJCDの会員になりsoda委員会に在籍することとなりました。皆様、これからどうぞよろしくお願いいたします。 さて、浜田山小学校は、土地柄もあり生徒の私生活の中には商業施設を普段から日常的に利用しているように思えます。予め事前課題として「店舗名」と「販売やサービスの内容」は決めてもらっていますが、多岐にわたる仮想店舗の名前や商品・サービスに驚かされました。自由な発想と小学高学年になったことで現実性のある組み合わせをしてきます。それにどう応えるかが講師側の腕の見せ所。

とは言っても、まだ参加2回目です。提案・アドバイスの引き出しが沢山あるわけでもありません。それに、前回の初めて参加したした時は2日間に分けての日程だったため完成形を見てないのです。そして、今回からは私一人で完成形まで仕上げる必要があります。楽しかったのは光のレクチャーまで。その後の制作過程は時間の感覚が全くなくなるほどの怒涛の数時間。光のレクチャーをやってしまったものだから、生徒たちはベテランの先生に見えたらしく、予想しない質問がバンバン降りかかってくる。当然誰かに頼ることもできません。それでも何とかなったのは生徒達との会話。私が生徒に伝えたのは「まわりを見てこい」。あっちはこうやっていた。こっちはこんなことをしていた。とそれぞれが何かを得て作業場へ帰って来る。それらをヒントにどうすれば良いかを考えて先に進む。これを繰り返しました。制作のスピード、素材を立体化する方法などのヒントは共通の言葉を選んで共有する。小学6年生はもうしっかりとした大人の会話ができます。 私が担当したチームはカーディーラー。展示車は予め展開図まで設計してきた男子がいたので時間内に量産。車の大きさに合わせて全体構成を設計したのが良かった点です。

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