令和6年度 定時総会

文/写真:関東支部長 木村 倫香

5月24日(金)

5月とは思えないカンカン照りの暑い日となりました。総会を明日に控え、都内建築ツアーの幕開けです。32名の全国からの皆さまにご参加いただきました。今回のツアーに関して人数の制限を設けさせていただき残念ながらご参加叶わなかった方々には申し訳ございませんでした。まずは東急プラザ「ハラカド」。商環境デザインを担当した乃村工藝社のご協力により、建物の概要を東急不動産様にご説明いただき、駆け足ながら屋上庭園、館内の個性的なショップを巡りました。時間があれば銭湯に入りゆっくり過ごしたいところでしたが、後ろ髪を引かれながら移動し森ビル様へ。小坂副理事長の特別なオファーにより実現した今回の森ビルツアー、普通ならこのような大人数は難しいところ、感謝です。プレゼンテーションルームにて、圧巻の東京のジオラマを拝見。様々なデータから改めて東京の成り立ちを認識したのでした。別室に移動し座学、麻布台・虎ノ門ヒルズの貴重な開発ストーリーを興味深く伺いました。そして広大な「麻布台ヒルズ」を見学、森ビル様や小坂さんの解説付きの共用部からブリティッシュスクール、医療センターまでの贅沢版です。そして「虎ノ門ヒルズ」のTOKYO NODE CAFÉにて前夜祭へ。ここからの参加者を含め42名の方々にご参加いただきました。美味しい食事とお酒を楽しみ大いに交流しました。その後の二次会はまたまた小坂さんアレンジでステーションタワー49Fのスカイガーデンで素晴らしい夜景を見ながらワイングラスを傾けました。

5月25日(土)

総会当日、ベイサイドホテル アジュール竹芝の白鳳にてまずは定例理事会からスタートです。今年は選挙の年でもあり新規理事候補者も加わり、通常より多めの出席者です。今後の事業計画などについて話し合った後、定時総会について滞りなく進行するよう確認を行ないました。14:30から同ホテルの飛鳥に移動し、定時総会がスタートです。127名の皆さまにご参加いただきました。今年の司会進行は正会員の下村牧子さんにお願いしました。主催の関東支部の私の挨拶から始まり窪田理事長の挨拶、出席状況報告、事業報告、収支予算書の説明、監査報告、役員選挙の経過説明から理事と監事候補者の決議へと進みます。無事に新理事・監事が選任され総会を終了し、臨時理事会が開かれ新体制を話し合いました。その後再会し、新体制の発表から特別功労賞と支部功労賞の贈呈を行ないました。そして新たに永続在籍会員の方々への贈呈を始めることといたしました。これは長年の在籍の会員の方々へ感謝するとともに更にご活躍頂きたい趣旨で昨年の理事会で決議した事項です。年度末3月31日を基準に10年以上30年未満の会員の方々へは表彰状をお送りし、30年以上在籍の会員の方々は総会と懇親会へご招待し表彰させていただきます。30年以上40年未満の正会員31名のうち11名の方々が、40年以上50年未満の正会員16名のうち9名の方々が、そして30年以上在籍の賛助会員15社のうち6社の方々が、今回の総会へご出席いただきました。皆さまにご登壇いただき表彰状と記念品を贈呈、代表の方にお言葉をいただきました。印象的だったのが皆さまの晴れ晴れとした笑顔を拝見出来、こちらまで誇らしく清々しい気持ちを分けていただけたことです。反省点としては会場の天井が低く表彰の中央の方へプロジェクター映像が被ってしまい不快な思いをさせてしまったことです、申し訳ございませんでした。そして、いつも事務局であれこれお世話をかけている山辺さんと廣瀬さんへ精励賞の表彰を行ないました。普段裏方で活躍頂いているお二人が壇上でコメントをいただけたのを嬉しく感じました。いつもよりプログラムが増えた定期総会でしたが予定の時間内に無事終了することができました。ようやく懇親会が始まります。支部で数カ月前から会議を重ね、どうしたら皆さまに今までにないおもてなしが出来るか話し合ってきました。そうして今回選んだのは東京湾を一望できるクルーズ船のチャーターでした。110名の多くの皆さまにご参加いただきました。昼間はものすごく強い日差しで暑かったのに夜が更けると風が冷たくなりましたが、なんとか心配していたお天気にも恵まれ無事に出航。ジャズのトリオにも乗船してもらい雰囲気を盛り上げてもらいました。食事やお酒を楽しみながら、特に2階のスカイデッキから臨む夜景は素晴らしく記憶に残るものになったと思います。あっという間の2時間のクルーズでした。岸に戻り新橋に移動し2次会へ。IRISH PUBにてまだまだ飲み足りない面々!いつも不思議に思いますがJCDのメンバーはお酒が入れば入るほどどんどん元気になります。その後もまだまだまだ飲み足りない面々!!カラオケからディープなバーへ流れ夜は白々と明けていったのでした。コロナを経てリアルでない会議も出来るようになったけれど、やはりこうしてリアルに対面し語り合うことの楽しさ、有意義なことを改めて感じた機会でした。至らない点も多くあったことと思いますが、多くの皆さまから良かったとお褒めのことばをいただきホッとしております。いつもながら、関東支部のメンバー、実行委員会として動いてくれた皆さまに感謝申し上げます。今回は特に懇親会が船だったこと、総会のプログラムが多かったこともあり、いつもよりも時間配分その他多くに気を配る必要がありました。なんせ15分しか着岸出来ない船に時間に遅れず100名を超えるゲストを誰一人欠けることなく乗せなくてはならないのです。理事会より早く集合し会場準備とリハーサル、スタッフの配置、時間管理すべてを考えきめ細かく打合せされていました。なんと危機管理能力の高いこと!いつも頼りにしています。この場を借りて御礼申し上げます。そして来年は万博のある関西支部での開催となります。楽しみにしております。

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