2024/2/27 千葉県流山市 西初石小学校
文:三原 慎一 / 写真:奥 俊輔
ここは私の地元流山市の小学校。この小学校のPTA会長経由で小学校にアプローチ。年末の忙しい時期に訪問しましたが、なんと校長先生即決。都内での開催が多かったsoda活動ですが今回は少し遠方。心配しましたが結果的には大成功。定点校にしたい学校です。
今回も「はじめまして」から始まりました。6年生1組~4組 129名 24グループ
どっぷりと浸かってしまった「soda活動」の参加3回目。 地元開催ということもあり、ホスト役を仰せつかりました。事前準備、当日、終了後のフォロー、更にJAPANSHOP2024のJCDブースにsodaスペースを設け、生徒の作品を展示するなど何かと盛り沢山な内容になりました。 流山市は子育て世代の人口増加率全国第1位。現在も子ども達が増え続けています。そんな中、西初石小学校は少し田舎臭さが残るアットホームな小学校。学校の先生方も皆さん協力的。生徒と一緒に給食を食べ、終了後には流山名物の流山煎餅も頂き最後の最後まで気持ち良い時間を共有させて頂きました。 さて、西初石小学校の生徒は前回の浜田山の生徒とは生活環境も異なるためか、店舗の名前や商品・サービスも違います。生活環境、学校の環境によって生徒も変わるのですね。そう感じました。とはいっても小学生は小学生。みんなまっすぐです。目の奥はみんなキレイです。 今回は、学年全員が入ることが出来る教室がなかったため、1校時目のレクチャーと最後のプレゼンテーションは体育館で行いました。制作は各教室で行ったスタイルです。そして、地元流山で活動するクラフト作家のママさんやピタゴラ作家、PTAの会長さんまでも講師として参加頂きました 。
私のチームは「お寿司屋さん」そして、お隣のチームも「高級鮨」。お隣のチームは、なんと事業部長の大滝さん。お寿司(お鮨)対決の構図になりました。子供たちもすぐに意識したらしく、隣よりも良いものを作ろうと張り切ってのスタート。ここまでは良かったのですが、途中で生徒の本音が隣から聞こえてきて・・・。経験豊富な大滝事業部長が何を言っているのかはわからないが、隣から時より聞こえて来る「ヤベーよ、ヤベーよ」。何がヤバいかって?大滝事業部長のアドバイスと発想の引き出しが半端ないのです。差を付けられていく私のチームをよそ目にどんどん仕上がっていく。隣の壁に丸い穴があいた。じゃぁ、こっちは四角にしよう。もう完全に隣にロックオン。それでも小さなタイルを椅子に見立てたり、素材の使い方を考え工夫することは初めての経験らしく各々が楽しんで作業に没頭している姿を見ることが出来たことは私としても良い経験になりました。使いたかった素材がすでに無くなっていたり、足りなかったりと順調にいかないからこそ代替案を考える。工夫する。そこに新しい見え方を発見する。可能性は無限大。将来のデザイナーはsoda活動をトリガーにして目が出るのかもしれません。